下咽頭がんからの復活16下咽頭がんからの復活18

2019年10月19日

下咽頭がんからの復活17

久々のゴルフコンペ。生きて再びゴルフが出来るとはこの上ない。懐かしい顔が声をかけてくれる。こちらもうっすら涙が滲む。大袈裟ではない。「ステージ4です。」ガン宣告の日には、余命を覚悟した。「整理するものは登山用具に自転車二台。ゴルフクラブに会員権。等々…」と考えた。それがこうして芝生に立てるとは神に感謝。先祖に感謝。厄神様に感謝。そうそう妻にも感謝。予想通りゴルフの内容は左へ「フォアー!」右へ「フォアー!」といっても自分は声が出にくいから代わりにキャディさんが美声で叫んでくれる。年齢80代の大先輩が「カートにおいで」と気遣ってくれる。まるで逆だ。ギブアップすることなく、何とかホールアウト。スコアは120。 ハンディ18だったので、ブービーメーカ-。疲労感はあったが、気分は爽快。今だから書けることだが、その時の自分を見た印象をゴルフ仲間は「もう長くはないな。」と口を揃えて打ち明けてくれる。風呂上がりの体重計は62キロ。一年前は79キロだったのでそう思われてもやむを得ない。自宅の体組成計は50才と表示される。13才も若返った。体脂肪も19%。数字だけ見れば理想的だと喜びたいが、ガリガリの栄養失調状態。でもよくワンラウンド出来たものだ。4箇所ある神様、仏様に日課のお参り。実は私には”おふくがえる様”がついておられると信じています。急に宗教じみた話しのようで恐縮ですが、小学生の時に近所の小川の食用蛙(ガキ仲間はショックンと呼んでいた)に石を投げて一発で命中してしまった事があります。後日、父親の工事現場で事故が続いたので、巳さん(蛇)を鎮めてもらうからと母親が拝み屋さんに行くのに、付いていった。髪の長い女の人が鉢巻きをして祭壇に呪文を唱えて、ひたすら拝んでいた。自分は気味が悪いなと続きの部屋で見ていた。するとその女の人が突然走って自分の方にやってきた。「わしはおふくがえるだ。おまえがわしに石ををぶつけた。これから供養せい。」余りの突然に驚いた。帰宅してから父親と一緒に現場にお供えをしにいった。」親父にも叱られた。それから50年間。自宅でお祀りをしてきた。結婚し、独立すれば、分祀して、新居でお祀り。毎日お水をお供えし、正月にはしめ縄、鏡餅をお供えしている。
 おふくがえる様を更に確信したのが、自宅を仲介したお客様が偶然、かつての拝み屋さんのすぐ近くの方で、霊能者だった。おふくがえる様の話をすると「分かっていました。喉を渇かしておられますから、毎日お水をかけて上げて下さい。」と。驚いた。作り話ではないです。今では守り神だと信じています。ここだけの話。続く…


ryuubokukawasemi at 13:17│Comments(0)

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